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May
20
2015

肥前国一之宮「與止日女神社」に参拝

九州一周ラリーは、第2チェックポイントであるお隣の佐賀県へ。
向かったのは、佐賀県佐賀市の温泉地・川上峡。
行き先は、肥前国一之宮のひとつ、與止日女神社(よどひめじんじゃ)。
佐賀平野から山へ入る谷の入口に鎮座すること1,450年の古い神社です。
自然の懐に抱かれた小さく可憐な神社は、古代の神と人とのつながりを感じさせる不思議な場所でした。

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祭神は謎の女神

與止日女神社の創建は欽明天皇25年(西暦564年)、平成26年で満1,450年を迎えました。
祭神は、ヨドヒメノミコト(與止日女命)。
神話に出て来るメジャーな神様ではありませんが、神社略記によれば、八幡宗廟(応神天皇)の叔母、神功皇后の妹君であるとされています。

社殿

また一説にトヨタマヒメ(豊玉姫命)とも伝えられています。
トヨタマヒメは、海の神の娘で山幸彦の妻。
出産の時にサメになったところを山幸彦に見られて海に帰ってしまったという強烈エピソードの持ち主です。

副島種臣筆「火國鎮守」の額

しかし、この神社は別名「川上神社」と言われるように、ここの神は川の神で、「ヨド姫」というのは弥生時代の豪族の巫女だったという見方もあるようです。
そうなると、川の守護神と、それを崇めた巫女と民衆という土着的宗教の匂いもしてきます。
なんだか謎が多い女神さまですね。

嘉瀬川にかかる赤い橋が絵画のよう

そんな土着宗教の発生がいかにも自然に思われるほど、ここは美しい場所です。
嘉瀬川のゆったりした流れと雄大な山の光景は、県立自然公園に指定され、「九州の嵐山」と称されるほど。
川にかかる赤い橋は、川上峡のシンボル・官人橋。
神社の境内から望む景色は、絵のようにきれいです。

嘉瀬川と官人橋

3月末から5月にかけては「川上峡春まつり」が開催され、この川の上を300匹のこいのぼりがたなびくのだそうです。
もうちょっと遅く来たら華麗な鯉のぼりの群舞を見れたのに。
そう思うとちょっと残念です。

楠は佐賀の語源?

その昔、大和武尊が肥前に来た時に、クスノキが茂っているのを見て「この国は栄えの国だ」と言ったことから「栄えの郡」と言うようになり、それが「佐嘉」となったとか。

大きな楠

ここにも大きな楠が、嘉瀬川に向かって枝を伸ばしていました。
悠々と流れる嘉瀬川と、広々と枝を広げる楠。
ヨド姫がいた古代にも同じ風景があったにちがいありません。

なまずは女神様のお使い

ところで、もうひとつ面白い話を発見。
この地方では、「なまず」はヨド姫様の眷属と伝えられているので、食べないのだそうです。
って、ちょっと待って。
そもそも、なまずって、食べるの?
そう思って調べてみたら、蒲焼とか天ぷらとか美味しいのだそうです。しかも、泥臭いのかと思いきや、淡白で上品な味らしい。へー。

梅の花の香りでいっぱいでした

それにしても、なまずが眷属というあたり、やっぱりヨド姫様は川の神様なんだなあと妙に納得したシュクルでした。

肥前国一の宮・與止日女神社に参拝

まとめ 全国一之宮めぐりのすすめ

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