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Jun
29
2015

肥後国一之宮「阿蘇神社」に参拝

九州一之宮めぐりも、残るはあと2つとなりました。
九州ラリー第8チェックポイントは、肥後国一之宮・阿蘇神社。
その名のとおり、阿蘇山を御神体とする神社で、阿蘇山の火口そのものが上宮、ふもとの阿蘇神社は下宮とされています。
この地の開拓神として、また火の国・熊本の総鎮守として古くから尊崇されてきました。
現在の阿蘇神社の大宮司は第92代目で、皇室に次ぐ旧家というなんだかすごい家柄。
そんな長い歴史を持つ神社は、珍しい造りの神社でもありました。

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日本三大楼門

阿蘇神社に参拝に行くと、まず圧倒されるのが、巨大な楼門。
あまりの大きさに、思わず口をぽけっと開けて見上げてしまいます。
この楼門は、天保14年から嘉永3年にかけて建立されたもの。
ケヤキ造りの二層の屋根を持つ楼門は、「日本三大楼門」のひとつとされています。

巨大な楼門

楼門の両脇には、還御門と御幸門の二つの門があり、すべて国の重要文化財に指定されています。
ちなみに、「日本三大楼門」のあとのふたつは、常陸国一之宮・鹿島神宮と、筑前国一之宮・筥崎宮です。

参考 常陸国一之宮・鹿島神宮に再参拝

御祭神は阿蘇の開拓祖神

阿蘇神社の創建は、第七代天皇・孝霊天皇の時代。
西暦にすると、紀元前281年あたりのようです。
阿蘇神社には全部で十三座の神様が祀られていますが、主祭神はタケイワタツノミコト(健磐龍命)。
初代神武天皇の孫にあたります。

阿蘇神社・拝殿

その昔、阿蘇谷一帯は湖で、タケイワタツが水をせき止めていたナマズを退治して湖水の水を流し、田畑を拓いて農耕の道を教え、国土開拓に力を尽くしたと伝えられています。

阿蘇神社・拝殿奥

タケイワタツは拝殿の奥の左側にある一の神殿に祀られていて、右側の二の神殿にはアソツヒメノミコト(阿蘇都媛命)が祀られています。
アソツヒメは、その名のとおり、阿蘇の地の神で、タケイワタツの妃でもあります。

御利益はオールマイティー

御祭神のタケイワタツは阿蘇開拓の神なので、その御利益はオールマイティー。
交通・文化・学芸・結婚・医薬・厄除など、人間生活全般の守護神です。

願かけ石

境内にある大きな石・願かけ石。
タケイワタツがもろもろの願いをこめて祖神の霊に額づいた「霊場の岩石」の一部なのだとか。
心に願い事を念じ、三回石を撫でてから願い事を唱えるとよいとされています。

高砂の松

結婚式でよく謳われる有名な「高砂」の松。
能「高砂」は、阿蘇の宮の神主が播磨の高砂の浦で出会った老夫婦に導かれ、住吉明神に逢うというお話。
女性は右から二回、男性は左から三回まわると良縁に恵まれると言われています。

めずらしい横参道

阿蘇神社が全国でも珍しい造りをしているのは、参道です。
普通、参道は拝殿や本殿に向かって続いているのですが、阿蘇神社は横参道といって、参道が社殿の前を横に通っています。

珍しい横参道

神社の上宮は阿蘇山の火口なので、この参道は阿蘇山の方を向いてこの方向になっているのでしょう。
それにしても、拝殿と本殿は阿蘇山の方を向いていません。
大噴火をおこす火の神を畏れて真正面には本殿を置けなかったのでしょうか。

御神体は靄の中

この日の天気は朝からあいにくの雨。
薩摩の国の開聞岳と同じく、またまた御神体の阿蘇山は靄に隠れて姿を拝むことはできませんでした。
どうも、昨年登山デビューしたゆめのりょけんにもかかわらず、この九州旅行では、山の神々は姿を見せてはくれません。
これは、また九州に来なさいという神の思し召しなのでしょうか?
そんなことを考えながら、次はいよいよ九州一之宮めぐり最後のチェックポイントへ向かいます。

肥後国一の宮・阿蘇神社に参拝

まとめ 全国一之宮めぐりのすすめ

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