Home / 九州旅行記 / 別府鉄輪温泉「黒田や」宿泊記

Jul
07
2015

別府鉄輪温泉「黒田や」宿泊記

大分・別府温泉といえば、世界でも屈指の温泉郷。
源泉数と湧出量で日本一を誇る別府温泉郷は、別府・観海寺・鉄輪・明礬・亀川・柴石・堀田・浜脇という8つの温泉地が集まって、「別府八湯」とも呼ばれています。
九州一周ラリーのすべてのチェックポイントをクリアして、私たちが向かったのは、地獄めぐりなどの観光地に近い鉄輪温泉の「黒田や」さん。
こちらの温泉旅館で、本来の旅の目的だった「九州の温泉でのんびり」を満喫してきました。

- スポンサードリンク -

別府鉄輪温泉「もと湯の宿 黒田や」

別府八湯は海側の温泉地と山側の温泉地に大別されますが、鉄輪(かんなわ)温泉は、その中間くらいにある温泉地。
JR別府駅からは少し離れているものの、大分自動車道の別府ICから5分くらいと、車ならとてもアクセスしやすい温泉地です。

もと湯の宿 黒田や

今回宿泊した黒田やは、九州横断道路(国道500号)沿いにある客室数50室の温泉旅館。
別府地獄めぐりの「白池地獄」のすぐ隣、「海地獄」「鬼石坊主地獄」「山地獄」「かまど地獄」「鬼山地獄」も徒歩圏内と、別府観光にはとても便利なロケーションです。

和洋室の客室

フロントロビーでチェックインをしたら客室へ。
今回予約したのはツインベッドと四畳半の畳間がある和洋室。
和洋室って、一度に二つの味が楽しめる的なお得感があるので、和洋室があるとどうしてもそっちを選んでしまいます。

名物地獄蒸しと湯布院牛サーロインステーキ

さて、本当は16:00くらいにチェックインしてのんびり温泉街でも散歩する予定が、ドライブの都合で宿到着が18:00を過ぎてしまったので、荷物の整理もそこそこに夕食の時間です。
夕食は館内レストラン「海山の蔵(さちのくら)」のオープン席にて。

海山の蔵

今回も、いつものようにじゃらんでクチコミや予算と相談しながら予約したわけですが、その決め手になったのが夕食です。
この鉄輪温泉は、温泉の噴気を利用した「地獄蒸し」が名物料理。
さらに黒田やは、自社牧場を持つ肉屋の直営宿なので、新鮮で上質な湯布院牛がリーズナブルな価格で味わえるそうです。

鶏肉と野菜の生春巻き

そんな「湯布院牛サーロインステーキと名物地獄蒸し」の夕食コースは、「たけのこと山菜の酢味噌和え」と「竹田産鶏肉と野菜の生春巻き」からスタート。
見た目からおしゃれな生春巻きは、梅味噌ソースがマッチして、「春巻き厨」のシュクルが大絶賛の一品。

お造り三種盛

続いて「お造り」は、マグロの生ハム・かんぱち・鯛の三種。
マグロの生ハムというのは初めて食べましたが、スモークされたマグロのうまみがものすごく凝縮されて美味しかった。

鉄輪地獄蒸し

「春キャベツとベーコンのスープ」の後は、いよいよ主役の一つ「鉄輪地獄蒸し」。
大きな蒸篭の中でほかほかに蒸された大海老とホタテが、でーんと登場です。
海老もホタテも、身がぷりっと弾力があって、味も濃厚。
地獄蒸しは、素材の旨みが凝縮されるのはもちろん、余分な油が落ちるのでヘルシーなんだとか。
地獄なのにヘルシー。
ヘルシー地獄。笑。

湯布院牛サーロインステーキ

「野菜サラダ」に続いて、もう一つの主役「湯布院牛のサーロインステーキ」が登場です。
湯布院牛は、湯布院町内で生産・肥育・出荷された上質の黒毛和牛。
その中でも上質なA4クラス以上の肉を、冷凍ではなく生の状態で入荷するというのが黒田やのこだわりです。

白いごはんにのせて

脂身のサシがたっぷり入った霜降りで、やわらか~い。
ソースは「柚子味噌」と「ガーリック醤油」の2種類で、特にガーリック醤油は白いごはんと相性バツグンで最高でした。
やっぱり九州は肉だよ、肉!

日本酒仕込みの梅酒

ちなみにこの日の飲み物は、日本酒仕込みの梅酒。
ハチミツ入りで甘くて美味しくて、いつもよりたくさんおかわりしてしまうー。
そしてメニューの最後に、「抹茶のムース」と「珈琲」でまったりとしめくくり。
う~ん、大満足。
ごちそうさまでした(-人-)

100%掛け流しの温泉

夕食でおなかいっぱいになった後は、お待ちかねの温泉タイム。
2人で一緒にお風呂に行くと、鍵とか待ち合わせとかが面倒くさいので、順番ということで先にシュクルを送り出し、ベッドに寝転んでテレビを見ていたところ......あれ、暗い? なんか隣でシュクルはいびきをかいて寝てるし。
スマホの時計を見てみると、なんと3:00すぎ。
うわー、せっかくの温泉旅館なのに、もったいないことをしてしまった~!

朝一番の温泉に入る

黒田やの大浴場は24時間入浴可能ではなく、夜は1:00まで、朝は5:00からなので、5:00になるまで待って遅まきの温泉へ。
ただ、さすがに5:00だと誰もいなくて、大浴場も露天風呂も貸しきり状態でした。
「鉄輪」というから鉄分が多いのかとか、火山性なので硫黄臭がすごいのかと思ったら、泉質はナトリウム塩化物泉。
特にクセもなく、入りやすいお湯です。
ただ、保温効果が高くて湯冷めしにくい塩化物泉ということもあって、お風呂上りは30分くらい汗がだらだらでした。

地図とカメラを持って早朝散歩

もう十分に寝たし、天気も良さそうだしということで、朝風呂のあとは鉄輪の温泉街を散策してみることにしました。
シュクルは間違いなく行かないって言うだろうから、起こさずに一人で。
フロントで宿の近くのおすすめ散歩スポットを聞いてみたところ、「かんなわおさんぽMAP」という散策地図がもらえて、「大谷公園」がおすすめだとか。
じゃあ、とりあえず、そこに行ってみます。

大谷公園

その大谷公園は、宿からわずか3分ほど。
公園内には大きな噴気孔があって、もうもうと白い湯気が立ち上っています。
おお、これはすごい。
公園内には無料の岩盤足湯もあって、眺望のよい海側からは温泉街ごしに別府湾を望むこともできます。

いでゆ坂

しばし岩盤足湯を楽しんだ後、これだけでは少し物足りないので、「いでゆ坂」を下って温泉街の中心地へ。
道路のあちこちから湯気が噴き出している様子は、まさしく湯けむりの温泉街です。

湯けむり通り

この別府鉄輪温泉は、古くから湯治場として栄えた温泉地。
温泉街にはたくさんの共同浴場があり、「貸間」という自炊の素泊まり宿に泊まって、共同浴場で湯治をするのが昔ながらのスタイルとか。
名物の「地獄蒸し」も、食材だけあれば簡単に自炊できることから発達した調理法みたいですね。

湯雨竹

温泉街を歩いていると、竹ぼうきにお湯を注いでいるような不思議なものを発見。
これは「湯雨竹(ゆめたけ)」というもので、98℃の高温で噴き出すお湯を47℃まで下げることができる冷却装置だそうです。
これ、ルシウスが見たらまたがっくりと膝をつくんじゃない?

温泉神社

ひと通り温泉街を散策した後は、早朝散歩の締めくくりとして高台にある「温泉神社」へ。
おさんぽMAPには「急な坂道です」と書いてあるけど、昨年から山登りを始めた我々ですから、そんな脅し文句には怯まない!
...と思ったけど、素直にその言葉に従ったほうが正解でした。
はっきり言って、温泉神社まで行こうと思い立ったのを後悔した。笑。

温泉神社から鉄輪温泉を一望

ただ、温泉神社の展望公園から見る眺望は素晴らしかった。
もくもくとあちこちから白煙が立ち上り、その向こうには朝日に染まる別府湾。
そうそう、この景色が見たかった。
これで別府の早朝散策に思い残すところなし。

朝食は「大分たまて箱御膳」

早朝散策から戻ったあとは、再び温泉で汗を流して朝食です。
朝からあれこれ動いたので、おなかはもうペコペコ。
朝食は大分名物がぎゅっとつまった「大分たまて箱御膳」でした。

大分たまて箱御膳

別府名物の「とり天」をはじめ、ごはんにぴったりの「豊後牛味噌」、茶碗蒸しのような「地獄豆腐」、別府湾の幸をづけにした郷土料理「りゅうきゅう」、味噌汁がわりの郷土料理「だんご汁」など11品。
もちろん美味しくぺろりとたいらげて、九州旅行最後の一日の始まりです。

チェックアウト前に別府地獄めぐりへ

すでに何度か書いたように、別府地獄めぐりの大半は、宿から歩いてすぐのところにあります。
先ほどの早朝散歩で、本当に歩いてすぐだということを実感したので、朝食からチェックアウトまでの時間を利用して、「海地獄」と「鬼石坊主地獄」に訪れてきました。
まあ、そちらのレポートは次回の旅行記で改めて。

海地獄まで歩いて3分

そんなわけで、美味しい料理と温泉情緒を満喫できた今回の別府鉄輪温泉。
こうして文章にしてしまうとあんまりのんびり感はなかったかもしれませんが、今回ほとんど登場してないシュクルは十分のんびり癒されたようです。
あんまりのんびりしすぎると、文章から消えちゃうんですね。笑。
別府温泉で美味しい料理を食べてゆっくり過ごしたいという人は、ぜひこちらの宿を検討してみてください。

もと湯の宿 黒田や
〒874-0045 大分県別府市御幸3
アクセス 大分自動車道・別府ICより車にて5分
黒田やのクチコミと宿泊プラン(じゃらん)

- スポンサードリンク -

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Comments:0

Comment Form

コメントは管理人の承認後に公開されます。

Information
  • twitter
  • rss
  • はてなブックマーク
  • Instagram
カテゴリー
タグクラウド
記事への反応

back to top