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Aug
16
2015

松之山温泉「鷹の湯」で立ち寄り湯

「松之山温泉」は、新潟県十日町市の山あいにあるひっそりとした温泉郷。
しかし、この松之山温泉は、「日本三大薬湯」のひとつに数えられる名湯だそうです。
そんなことを知ったら、ぜひ行ってみたくなるのが人の常。
棚田や美人林を訪れたついでに、立ち寄り湯をして帰りたい!
そんな人にぴったりなのが、松之山温泉の日帰り温泉施設「鷹の湯」です。
かつては「上杉家の隠れ湯」とも言われた隠れ家的な温泉で、のんびり汗を流してきました。

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日本三大薬湯のひとつ

松之山温泉は、草津温泉・有馬温泉と並んで「日本三大薬湯」のひとつと言われています。
草津・有馬といえば、東西横綱とも言うべき超有名温泉。
さすがに知名度では草津・有馬に及びませんが、そんなビッグネームと肩を並べるわけですから、裏を返せばそれだけ薬効が素晴らしいということでしょう。

松之山温泉

松之山温泉は、「冷え」に抜群の効果があります。
1200万年前の海水がマグマで温められて湧き出た「ジオプレッシャー型温泉」と呼ばれる特殊な温泉で、もともと高温の上に、豊富な塩化物イオンが毛穴に入って汗の蒸発を防ぐため、湯冷めしにくいのです。
それから火傷や切傷、皮膚病、目にいい温泉として有名。
ホウ酸の含有量が日本一で、消毒・洗浄力が高いからです。
また、天然保湿成分とされるメタケイ酸も豊富なので、しっとり美肌効果もあるそうです。
たまたま休憩所で一緒になった近所のおじさんの話では、地元の人は昔から普通に温泉のお湯を飲んでいて、ここにポットを持ってきて源泉をそのままもらう人もいるとか。
実際、飲んで胃潰瘍を治したという人もいるそうで、やはり日本三大薬湯の効能は絶大なんですね。

立ち寄り温泉施設「鷹の湯」

今回立ち寄った「鷹の湯」は、温泉街の中ほどにある日帰り入浴施設です。
松之山温泉の温泉街は道が狭いので、車で中まで入っていくよりも、温泉街の入口にある広い共同駐車場に車を停めて、ぶらぶら歩いて行く方が便利。
共同駐車場から温泉街まではすぐで、5分くらいで「鷹の湯」に到着しました。

松之山温泉センター「鷹の湯」

「鷹の湯」という名前は、一羽の鷹が傷ついた羽を熱泉で癒す姿を見た木こりが発見したという松之山温泉開湯の伝説から。
中はそれほど広くはなく、受付と下駄箱と浴場と休憩所があるだけの、ごくごくシンプルな構造。
入湯料は大人500円・子供200円、貸しタオルは200円です。
受付で料金を払ってあとは下駄箱に靴を入れ、男女それぞれの浴場へ。
浴場にはシャンプーとボディシャンプーがありますし、脱衣所にはドライヤーもあります。
化粧品やブラシのようなアイテムはありません。
全体に、地元の人が通う湯治場といった雰囲気で、気軽にふらっと立ち寄るにはぴったりな感じです。

石油の匂いが漂う塩化物泉

浴場は、男女それぞれ内湯と露天風呂がひとつずつで、中に入ると独特の匂いがします。
化石海水のためか石油の匂いと言われますが、それほど石油くさい感じはなく、硫黄臭に比べれば全然気になりません。
なめるとしょっぱい味がするのは、やっぱり元が海水だからでしょう。

温泉街のあちこちに足湯もありました

お湯は熱めで、特に内湯はゆっくり浸かれないくらいの熱さ。
露天風呂の方は外気で中和されたのか、熱めの湯が爽やかな山の空気の中で気持ちいい!
あがった後はずっと体がポカポカ。
でも、汗がだらだら出ることはなく、風呂疲れというか、ぐったりする感じが全然なくて快適でした。

温泉街で名物しんこ餅を食べる

お風呂上りは休憩所でひとやすみ。
入浴前に買っておいた松之山温泉名物「しんこ餅」を食べます。
しんこ餅が買えるのは、お土産物屋さん「まるたか」と「十一屋商店」。
温泉街を「鷹の湯」よりもう少し先に行くと二軒並んであります。

「まるたか」と「十一屋商店」

「しんこ餅」とは、上新粉(じょうしんこ)を使った餅。
上新粉は白米を引いた粉のことで、中にはあんこが入っています。
笹の葉の香りが爽やかなしんこ餅は、やわらかくてもっちり。
あんこは甘さ控えめでまろやか。

よもぎ入りもあります

よもぎ入りバージョンもあって、よもぎの風味がなつかしい味わいです。
松之山温泉土産の定番なので、ぜひどうぞ。
こうして、松之山温泉立ち寄りは、日本三大薬湯に浸かって体はぽかぽか、美味しいしんこ餅で心もほっこりの贅沢な時間でした。

越後まつだい旅行記のまとめ

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