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Oct
09
2016

国立新美術館でヴェネツィア展を鑑賞してきた

私たち、新潟に住んでいて特に不満はないんですけど、ひとつ東京がうらやましいと思うことは美術館の多さ。
しかもゴッホだのルノワールだのフェルメールだの有名画家の有名作品が毎年のように来日する。
こんなこと新潟では絶対にありません。
折しも今回はティツィアーノの大作が来日しているらしい。
そんなわけで東京幕張旅行の2日目は、せっかく東京まで来たついでに、国立新美術館の企画展を鑑賞してきました。

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アクセスは東京メトロ乃木坂駅の6番出口から

国立新美術館へのアクセスは、東京メトロ千代田線の乃木坂駅が最寄駅です。
私たちも海浜幕張駅から八丁堀駅で東京メトロに乗り換えて乃木坂駅へ。
で、メトロを降りたら出口を確認してから駅を出るというのがパリで学んだ教訓なんですけど、今回もその教訓を生かして乃木坂駅6番出口を目指したら、そのまま国立新美術館まで直結していました。
なんて便利!

メトロから美術館まで直通

しかも、連絡通路の途中では企画展の入場チケットも売っていて至れり尽くせり。
まあ、行ったのは月曜日の午前中だったので、正規のチケット売り場もそれほど混雑してませんでしたけど、こういう配慮はありがたい。
これがおもてなしの心?

黒川紀章が手がけたモダン建築

国立新美術館は2007年に開館した比較的新しい美術館。
今回、国立新美術館を訪れたのは、企画展もさることながら建築そのものを見てみたかったからです。

国立新美術館

美術館のデザインは、世界的建築家である黒川紀章氏が手がけたもの。
ファサードは全面ガラス張りで、表面が波なみしています。

明るい館内

館内は片側がガラス張りなので明るい。
3階まで大きな吹き抜けになっているので、開放感もたっぷりです。

展示室は個別に独立

展示室には各階の通路から入る感じで、チケットは展示室に入るときに見せます。
美術館に入るだけなら無料なんですね。

おしゃれなカフェ

おしゃれなカフェ。
ほかにも館内にはゆっくりくつろげるスペースがあちこちにあって、のんびりした空気が漂っていました。

ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち

さて、今回の企画展は「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」。
ヴェネツィアのアカデミア美術館が所蔵する約2,000点のコレクションの中から、約60点が来日した展覧会です。

ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち

企画展の目玉は、ポスターにも使われているティツィアーノの「受胎告知」。
4.1メートル×2.4メートルというサイズの大作で、展示室の一角をまるまる使ってどーん!と迫力ある展示がされています。
こんなサイズの作品、どうやって運んだんだろう?

ティツィアーノは、日本ではダ・ヴィンチやミケランジェロほどの認知度はありませんが、ルネサンス期に活躍したヴェネツィア派の大巨匠です。
ヴェネツィア派の特徴は、豊かな色彩表現とドラマチックな構図。
この「受胎告知」も、大天使ガブリエルの白く輝く肌と衣、おののくマリアの鮮やかな赤と青の衣装、右上から射し込む眩い光と鳩、絶妙な明暗による人物の立体感と空間の奥行。
「色彩の錬金術」と呼ばれたティツィアーノの卓抜した技術が冴えわたっています。
ティツィアーノ大好きなシュクルが言う一番の良さは「顔」。
「ティツィアーノの描く人物の顔には品格がある」というのがシュクルのお気に入りポイントらしいです。

今回は、ティツィアーノの他にも、ティントレット、ヴェロネーゼ、バッサーノというヴェネツィア派の巨匠の作品も堪能できます。
面白かったのが、バッサーノの「ノアの箱舟に入っていく動物たち」という絵。
たくさんの動物がつがいで描かれているのですが、なぜか猫だけ一匹。
これじゃあ、猫、絶滅してしまうよ?
それから、ヴェネツィアのサン・マルコ広場の画もあったんですが、今のヴェネツィアの映像と比べても、ほとんど変わってないような。
こういうとこ、ヨーロッパだなあ。

やっぱり東京うらやましい

そんなわけで、建築も絵画も堪能できた今回の国立新美術館。
こういう美術館とか企画展って、そのためにわざわざ東京に行くほどかっていうと、たぶん行かないんですけど(笑)、こういう何かのついでに立ち寄る分には、すごく有意義な時間の使い方だと思います。
そういう時間の使い方が普通にできるというのが、やっぱり東京はうらやましいところです。

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