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Apr
02
2017

新大学生に贈りたい10冊のおすすめ本

「自分の教科書と呼べる本を10冊選ぼう」
若いころに良書と出会うことは一生の財産になります。
特に手元に置いて何度も読み返したくなる本は、人生の「教科書」として大きなリターンをもたらしてくれるはずです。
そこで、自分が実際に繰り返し読んでいる本で、かつ大学生のうちに読んでおきたかった本をリストアップしてみました。
これからたくさん本を読もうと考えている大学生はもちろん、入学祝いで本をプレゼントしたいという方も参考にしてみてください。

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新大学生が読むべきおすすめ本10冊リスト

  • 知的複眼思考法:苅谷剛彦
  • 学問のすすめ:福澤諭吉
  • 超高速勉強法:椋木修三
  • レバレッジ・リーディング:本田直之
  • 200字の法則 伝わる文章を書く技術:向後千春
  • スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン:カーマイン・ガロ
  • 年収200万円からの貯金生活宣言:横山光昭
  • 新人OL、つぶれかけの会社をまかされる:佐藤義典
  • 人を動かす:デール・カーネギー
  • 嫌われる勇気:岸見一郎 古賀史健

知的複眼思考法:苅谷剛彦

知的複眼思考法まずは学生向けのロジカルシンキング指南書から。
高校までの勉強は、学ぶべき内容が最初にあって、それらを正しく習得していくものでした。
しかし、大学での勉強というのは、学んだ内容に疑問を投げかけ、批判的に物事を考えていくことが多くなります。
批判的に物事を考えていく中で、一面的ではない物の考え方ができるようになり、新たな知見を切りひらく創造的な思考ができるようになるのです。
本書は、ありきたりの常識やステレオタイプな考え方にとらわれず物事を考えていく方法、すなわち「知的複眼思考法」を実際に身につける方法を解説したテキストです。
「批判的な本の読み方」「考えるための作文技法」「問いの立てかたと展開のしかた」など、ひとつひとつ実践していくことで、多角的で論理的な思考法が身についていくはずです。
大学で実際に行われた講義がベースになっているので、まさしく新大学生が読むのにぴったりの一冊。
高校を卒業したばかりの学生にとっては、すこし読みにくく感じられるかもしれませんが、まずはこのくらいが大学生に求められる読解力だと思ってください。
学生時代に難解な文章をたくさん読んでおくことは、今後の人生において大きな財産になりますから。
高校生のとき、自分の頭で考える小論文が苦手だった人は、ぜひ読んでおきたい「教科書」です。
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学問のすすめ:福澤諭吉

学問のすすめ大学とは学問の場です。
それでは、なぜ人は学問をするのか。
これに対する福沢諭吉の答えは明快です。
「人間は生まれつき平等である」「しかし、学ぶか学ばないかによって貴賤や貧富の差が生じる」「だから、人はすべて学ばなければならない」。
福沢諭吉のいう学問とは、空理空論の学問ではなく、社会の役に立つ実用的な学問です。
明治に著された作品にもかかわらず、その内容は今読んでもまったく古さを感じません。
当時の日本の切迫した状況に、これだけ先見の明を持つ啓蒙思想家がいたことは、日本の近代化にとって非常に大きな意味を持っていたように思います。
さすが、1万円札の肖像は伊達じゃない。
もうひとつ驚くのは、この「学問のすすめ」が当時70万冊も売れた大ベストセラーだったということ。
剣心が志々雄と戦っていたりする時代にです。
当時の日本人の教養の高さや、教育に対する熱意の裏付けでしょう。
そして、そうした市井の熱意がわずか30年で欧米列強と肩を並べるような近代化の原動力になったように思います。
「学問のすすめ」そのものは青空文庫で無料でも読めるものの、読みやすさを考えたら現代語訳版で読むのがいいでしょう。
大学で学問を志す者として、教養として読んでおきたい「教科書」です。
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超高速勉強法:椋木修三

超高速勉強法多くの人は勉強が嫌いです。
それなのに、その嫌で仕方のない勉強を、ストレスまみれになりながら長時間がんばっていたりします。
どうせ辛くて退屈な勉強なら、できるだけラクに効率よく勉強すればいいのに。
そこにパラダイムの変換があります。
もし入試や資格試験などで勉強する必要に迫られているなら、そういう受験勉強はゲームのようなもの。
ゲームに攻略法があるように、受験勉強にも攻略法が存在します。
要するに、受験勉強というのは技術の問題なのです。
本書は、できるだけラクに、効率よく、横着しながら、それでも試験に合格するための勉強法を詰め込んだ一冊です。
「長時間勉強してはいけない」「わからないままでも先に進む」「速さは努力にまさる」など、勉強のストレスを軽減することを最優先に、いかに勉強の効率を上げていくかが本書のエッセンス。
私も実際に本書の内容を応用し、満足のいく結果が得られているので、効果のほどは体感済みです。
そして、効率よく勉強ができるようになると、勉強はそれほど嫌なものではなくなります。
むしろ勉強が楽しいものにすら思えてきます。
勉強の技術を知ることは、そのための方便です。
この勉強が好きか嫌いかの差は、スキルアップが求められる時代において非常に大きい差となるでしょう。
本来、勉強というのは苦しいものではありません。
もしいま勉強が嫌いなら、それは勉強のストレスがフリーになるような技術を知らないから。
勉強する必要はあるけれど、勉強が嫌で仕方ないという人は、ぜひ読んでほしい「教科書」です。
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レバレッジ・リーディング:本田直之

レバレッジ・リーディング多くの高校生はこれまで勉強に追われ、あまり本を読んでこなかったかもしれません。
別に高校生はそれでいいと思います。
一方、大学のよいところは、それなりに時間的なゆとりがあるので、たくさんの本を読めることです。
その意味で、本を読むという習慣を身につけることそのものが、大学時代に得られる最大の果実かもしれません。
そうした読書の習慣を身につけるために、ぜひ読んでほしいのが本書です。
本書が提唱しているのは、ビジネス書の「多読」による投資としての読書法。
ビジネス書には、努力の末に成功した人の知識やノウハウが凝縮しており、それを読むことは、「テコの原理」のように少ない労力で多大なリターンをもたらします。
「読書とはこのうえなく割のいい自己投資である」「本を読むだけでその他大勢から突出できる」「時間がないから本が読めないのではなく、本を読まないから時間がない」など、かなりエッジのきいた言葉が並んでいますが、まずはこれらの言葉がガツンと効きます。
もちろん自己啓発的な内容だけでなく、具体的な「多読」の方法についても解説されているので、学校ではあまり教えてくれない本の読み方について、革新的な発見もあるでしょう。
高校を卒業したばかりの新大学生が読むにはややオトナのビジネス書ですが、それでも早いうちに読むべき「教科書」です。
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200字の法則 伝わる文章を書く技術:向後千春

200字の法則 伝わる文章を書く技術本を読むというのはインプットです。
しかし、せっかくインプットした情報も、しっかりアウトプットできなければ宝の持ち腐れ。
いわば、インプットだけではまだ消費の過程であり、アウトプットできたところではじめて投資に変わるのです。
アウトプットの最も身近な方法は、書くことでしょう。
本書は、200字で的確に自分の考えを書くことからスタートし、さらに文章の「型」にあてはめて、まとまった文章をスラスラと書くことを目的にした文章術の本です。
「相談をするときの文章」「相手におすすめするときの文章」「自分の記録のための文書」など、7種類の文章の「型」を提示しているのが本書のいいところ。
この「型」にあてはめながら書くことで、文章を書くことへの苦手意識がなくなり、サクサクと文章が量産できるようになるのです。
そもそも大学生は、高校生に比べて書く機会が多くなります。
いま書店を覗くと様々な文章術の本が並べられていますが、それだけ多くの人にアウトプットが求められる時代なのです。
まとまった文章をサクサク書ける技術は、今後の人生でも大いに役立つことでしょう。
これまで真剣に文章トレーニングをしたことなく、大学のレポートを書くのにも苦労するようなら、しっかり読んでみる価値がある「教科書」です。
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スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン:カーマイン・ガロ

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼンある程度訓練すれば、誰でもまとまった文章は書けるようになります。
しかし、その文章を多くの人に読んでもらい、読んだ人を動かしたいと思うのなら、それはそれで別の技術が必要です。
相手を魅了し、人を動かすことにかけて天才的な手腕を発揮したのが、iPhoneでおなじみAppleの創始者スティーブ・ジョブズです。
本書は、そのジョブズの人を動かすプレゼンテーションの秘訣を解説した一冊。
しかし、私は文章術の本として読みました。
相手に伝えたいことを上手に伝えるという意味では、プレゼン術も文章術も相通じるところがありますから。
「一番大事な問いに答える」「3点ルールで説明する」「キレがいい言葉を使う」といったジョブズのテクニックは、読者を惹きつけ、最後まで読ませる文章を書くために、絶大な威力を発揮するはずです。
私は今でもスランプに陥って文章が書けなくなると、まずはこの本に立ち戻ります。
そして何より、この本を読むとAppleの製品がめちゃくちゃ欲しくなるのです。
Appleの製品を何ひとつ持っていないにもかかわらず、今ではAppleの大ファンです。笑。
それは本書で紹介されているジョブズのプレゼンがそれだけ効果絶大ということでしょう。
アウトプットの量がこなせるようになり、アウトプットの質を高めたいと思ったら、真っ先におすすめしたい「教科書」です。
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年収200万円からの貯金生活宣言:横山光昭

年収200万円からの貯金生活宣言みなさんはお金が好きですか?
おそらくお金が嫌いだという人はいないでしょう。
お金がすべてかどうかは別として、お金がなければ生きていけないのは事実です。
しかし、その大好きなはずのお金について、私たちはしっかり勉強したことがないのが現状です。
特に日本の学校教育では、お金との正しい付き合い方、すなわち「マネーリテラシー」について学ぶ機会はほとんどありません。
本書は、貯金を作ることを通して、お金との適切なバランス感覚を養っていくための一冊です。
「家計簿でお金の流れを可視化する」「支出を消費・浪費・投資に分ける」「お金が自然と貯まる仕組みを作る」といった本書の内容を実践すれば、どんどんお金が貯まります。
実際、我が家も本書の内容を実践して、1年間に100万円以上貯金することができるようになりましたし、もうすこしで貯金額は1000万円に届きそうです。
お金に余裕があれば、それだけ人生にも余裕が生まれます。
しっかりしたマネーリテラシーがあれば、将来に不安を覚える必要もありませんし、自分にとって本当に必要なお金は惜しみなく使うこともできます。
お金というのは、否応なく人生にずっと付きまとう問題です。
若いうちにマネーリテラシーを身につけておくことは、一生ものの財産になるでしょう。
収入のない新大学生というよりも新社会人に贈りたい本とはいえますが、いずれにせよ若いうちに読んでおきたい「教科書」です。
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新人OL、つぶれかけの会社をまかされる:佐藤義典

新人OL、つぶれかけの会社をまかされるマネーリテラシーとともに、多くの人が学んでおいて損はないと思うのが「マーケティング思考」です。
マーケティングとは、単なる物を売るための販売戦略ではなく、相手が求める本当の価値に気づき、自分にしかできない強みを高めていくこと。
こうした発想は、世の中のあらゆることに応用できる考え方です。
本書は、つぶれかけのイタリアンレストランの再生を任された女子社員が、マーケティングの本質を学びながら、会社とともに成長していくというマーケティング入門書。
一見すると「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の大ヒットにあやかった二番煎じのようにも思えますが、その内容はしっかり骨太です。
「相手が求めている本当の価値を知る」「自分を選んでもらえる理由を作る」「価値を届けるしくみをつくる」など、マーケティングの基礎がすんなり理解でき、マーケティングが実は身近で起きていることを実感できるはずです。
物語形式で読みやすいので、専門書が苦手でもすらすら読める点もポイント。
一方で物語の幕間に挿し込まれる解説は、体系的かつすぐに実戦でも使えます。
実はこのブログも本書の影響を多分に受けていたり。
続書の「新人OL、社長になって会社を立て直す」とあわせて、ぜひ多くの人に読んでもらいたい「教科書」です。
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人を動かす:デール・カーネギー

人を動かす人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである。
そう唱えたのは、後に紹介するアルフレッド・アドラーですが、より円滑な人間関係を築きたいと思うのは、万人に共通する欲求でしょう。
本書は、人間関係の古典として、あらゆる自己啓発本の原点となった世界的ロングセラー。
発表から80年以上たっているにもかかわらず、いまだに書店で平積みになっている怪物です。
「人を動かすには、相手の欲しがっているものを与える」「常に相手に重要感を持たせる」「議論に負けても、その人の意見は変わらない」など、人間関係を円滑にして、気持ちよく人を動かす原則が、多岐にわたる逸話とともに詰め込まれています。
ひとことでいえば、コミュニケーションの秘訣は、相手に変化を求めるのではなく、自分の言動から変えること。
相手の言動を変えることは難しくても、自分の言動はすぐに変えることができますから。
その結果として、相手を動かすことができるのです。
私自身、対人関係で思い通りにいかずにイライラしたときは、本書を読み直し、自分の行動を振り返っています。
教育や医療など、人とのコミュニケーションが欠かせない仕事を志す大学生には、必読ともいえる「教科書」です。
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嫌われる勇気:岸見一郎 古賀史健

嫌われる勇気どうすれば人は幸せに生きることができるか。
つまるところ、人生の命題は、この哲学的な問いに行き着くものだと思います。
本書は、フロイトやユングと並んで「心理学界の三大巨匠」とされるアルフレッド・アドラーの思想をまとめた入門書です。
人生に悩む青年とアドラーの思想を知り尽くした哲人の対話を通して、幸せに生きるためのヒントを示しています。
アドラーが示すのは、「主観」と「現在」の世界です。
「人は感情にも過去にも支配されない」「人はライフスタイルを自ら選びとっている」「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」など、一般的な常識を覆す言説の意味が腑に落ちたとき、世界はシンプルな姿を現します。
そして、そのシンプルな世界に気づいたとき、人はいまこの瞬間から幸せになることができるのです。
おそらく若者が抱いている常識をことごとくぶっ壊してくれるので、アドラーの思想は若いうちにこそ読んでおく価値があります。
一方で、繰り返し読めば読んだだけ、「いま、ここ」の自分にとって響くところがある思想でもあります。
読後はきっと、自信を持って、自分らしく、現在を真剣に生きる勇気を得るでしょう。
そして、心が疲れたとき、進むべき道に迷ったとき、読むと再び前に進む勇気がもらえる「教科書」です。
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自分だけの「教科書」10冊を見つけよう

以上、私が考える「大学生が読むべきおすすめ本」を10冊リストアップしてみました。
私が大学生に本をプレゼントするなら、この10冊の中からピックアップします。
とはいえ、私にとっての「教科書」は、みなさんにとっての「教科書」とは限りません。
もちろん、たくさん本を読んでいけば、より自分にふさわしい「教科書」が見つかっていくと思います。
冒頭に書いた「自分の教科書と呼べる本を10冊選ぼう」というメッセージは、みなさんが今後の読書生活を送っていくうえでの指針となれば幸いです。
ぜひ、自分らしい教科書リストを作ってみてください。

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