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Sep
30
2017

立山アルペンルートで頂上雄山神社を目指す

立山登山には「立山黒部アルペンルート」を使います。
立山黒部アルペンルートとは、北アルプスを貫いて富山県と長野県をつなぐ道。
総長37.2km、最大高低差は1,975mで、ほぼ全区間が中部山岳国立公園内にあり、ケーブルカーやトロリーバスを乗り継いで大自然の中を通っていく山の道です。
今回は、立山駅からケーブルカーで標高977mの美女平まで行き、その後は立山高原バスに乗り換えて標高2,450mの室堂に向かいます。
室堂からは徒歩で標高3,003mの雄山山頂へ。
ゆめのりょけん初の3,000m超えにチャレンジです。

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立山ケーブルカーで美女平へ

私たちが立山駅に到着したのは6:40。
立山駅の周辺には約900台分の無料駐車場があり、混雑時には600台分の臨時有料駐車場も設けられます。
この日は3連休明けとはいえ平日なので混雑はそれほどでもなく、無事に立山駅に最も近い無料駐車場に駐車することができました。
まずはコンビニで買ってきたおにぎりで朝食をとり、登山の準備を整えます。

立山駅

立山駅に移動したら、まずは窓口で室堂までの切符を買います。
ケーブルカーと立山高原バスがセットになった往復切符は、大人ひとり4,310円。

室堂までの切符

7:00の始発のケーブルカーに乗るつもりでしたが、駐車場で少しのんびりしていたせいか、7:20のケーブルカーになってしまいました。
平日とはいえ、始発に乗るのはなかなか競争率が高い模様。
とはいえ、7:20のケーブルカーでも美女平8:30の立山高原バスには乗れるので、さほど予定に問題はありません。

売り場は充実

立山駅でしばらくケーブルカーの時刻を待つことになったので、売店などを物色。
売店はこんな早朝でも開いていて、お土産はいろいろ充実しています。
登山グッズもいろいろありました。

モニターで室堂の状況をチェック

ケーブルカー乗り場には、各地の天候や気温を示すモニターがあって、現在の室堂は気温5.4℃とか。
さすが標高2,450mは寒いようです。

ケーブルカーに乗ります

7:15くらいに改札のアナウンスがあって、列に並んでケーブルカーの改札へ。
大きなリュックを背負った登山客に混じって、私たちもケーブルカーに乗り込みます。

貨物用スペース

立山ケーブルカーは、約7分で標高977mの美女平まで一気に上がります。
立山ケーブルカーの特徴は、後ろに荷物を運搬する貨車があること。
また、途中で対向車とのすれ違いがあって、これがちょっとスリリングです。
トンネルを通ったり、眼下に広がる景色を見たりしながら、あっという間に美女平に到着です。
うん、順調順調。
木曽駒の時みたいに、ここまでで2時間押しとかじゃなくて良かった。

立山高原バスで室堂へ

美女平に到着したら、そのまま室堂までの立山高原バスに乗り換えです。
美女平から室堂までの乗車時間は約50分。
結構長い時間乗ることになるのでトイレには気を付けましょう。
私たちは勢いでそのまま乗り込んでしまったので、途中でトイレに行きたくならないか、すこしひやひやしました。笑。

立山高原バスで室堂へ

また、道中には「七曲り」といったカーブの連続もあり、車やバスに酔いやすい人はそれなりの覚悟がいるかもしれません。

車内モニターも楽しい

立山高原バスは移動用のバスというよりちょっとした観光バスといった趣で、車内のモニターには立山の自然を紹介する写真がナレーション付きで映されていて、途中の称名の滝や弥陀ヶ原などの名所ではしばし一時停車して紹介してくれます。
これ、バス遠足みたいでなかなか楽しい。

立山が見えてきました

立山の雄大な光景が近づいてきて、8:30に室堂バスターミナルに到着です。
今からあそこまで登るのかあ...。

入山安全相談窓口

バスを下車したら、入山安全相談窓口で入山カードを記入します。
入山カードを提出する際、係りの人から「今日は風が強いので、気を付けてください」と言われました。
台風直後で、まだ風があるのかな?
ともあれ、室堂までは順調の一言。
この調子なら、雷鳥沢コースも消化できるかも?
このときはまだそんな都合のいいことを考えたりしていました。

室堂~一ノ越(70分)

室堂ターミナルを出ると、目の前にどーんとそびえる立山。
天気は見事な快晴です!
あんまり天気が良すぎたせいで、逆光で写真が見えにくくてスミマセン。笑。

記念撮影スポット

ターミナルを出てすぐのところにある「中部山岳国立公園・立山」の碑は、絶好の記念撮影スポット。
ここには写真屋さんが待機していて記念撮影をしてくれます。
もちろん写真屋さんが撮影した写真は有料ですが(購入するかどうかは自由)、ついでに無料で手持ちのカメラでも写真を撮ってくれるので、シャッターを押してもらうのもいいでしょう。

立山玉殿の湧水

また、その近くには立山の湧き水「立山玉殿の湧水」があります。
環境庁の「名水100選」にも選ばれた水で、飲むのも汲むのも自由。
手持ちの水筒があれば、登山用の水場としても重宝します。
この玉殿の湧水の隣からが登山道の始まり。
8:49、いよいよ登山開始です。

整備された道

室堂からしばらくは「バリアフリーコース」という名の整備された起伏の少ない遊歩道。
段差もないし、景色もきれいだし、散策程度の道で普通の靴でも十分大丈夫なくらい。
ずっとこうならいいのにな...。

みくりが池分岐点

しばらく歩くと、みくりが池への分岐点があります。
みくりが池は帰りに寄る予定なので、今は通り過ぎてまっすぐ一ノ越を目指します。

ごつごつしてきました

みくりが池との分岐を過ぎると、道が整備されているのは変わらないものの、石がごつごつしてきて、次第に登り傾斜になってきます。
とりあえず、まだ登山は始まったばかり。
ウォーミングアップがてら、オーバーペースにならないように歩いていきます。

秋の風情

9月の中旬を過ぎると立山は紅葉が始まる季節ということで、黄色と赤の世界も期待していたのですが、本格的な紅葉にはまだ早かった模様。
とはいえ、少し色づいて秋らしくなった山の風景は、眺めているだけでもいい気分です。

残雪

かと思うと、どーんと残雪があったり。
夏を過ぎてもまだ雪が残っているということは、この雪はもう万年雪ですよね。
やっぱり2,000m超はすごいな。

結構登ってきました

ふと振り返ると、雄大な山の景色。
結構登ってきたのね。
おお、びゅーてぃほー!

祠がありました

歩き始めて50分、「祓堂」という祠までやってきました。
手元の地図によれば、この祠から一ノ越まではあと20分。
近くにはベンチもあるので、ここでしばし一休み。
せっかく買ったのに飲むのを忘れていたアミノサプリメントもここで補給します。笑。

一の越山荘と雄山山頂

見上げると、右手には一の越山荘、山頂には雄山神社が見えます。
おおっ、もう少し!
とはいえ、実際に歩くとこのつづら折りの登りが意外に長かったんですけどね。

一の越の山荘

そして9:59、ようやく一の越山荘に到着です。
室堂から一ノ越までのコースタイムは60分ですが、私たちは70分かかりました。
でも、まあ、このくらいの遅れなら上出来でしょう。
ほぼ予定通りに一の越山荘に到着したので、ここでは少し長めの休憩タイム。
水を飲んだり、ヤマザキ薄皮パンを食べたり、風が強くて寒くなってきたのでレイヤリングを整えたり。
さらに、大事なトイレタイム。
ここのトイレは100円の有料トイレで、数もあって、とてもきれいでした。
トイレの近いシュクルにとって、山にトイレがあるありがたさは、とても言葉では言い表せません。
みなさん、きちんとお金を箱に入れましょう。

登山道の入口

トイレの脇が登山道入り口になっていて、いよいよここからが本格登山。
雄山山頂を目指します。

一ノ越~雄山山頂(75分)

ここからは、今まで道が嘘のように、いきなりの岩・岩・岩。
ただひたすら岩を登って行きます。

岩・岩・岩

ひえーっ!
なんじゃこりゃー!
登山っていうより、ロッククライミング?
登っても登っても、岩。
岩の次に岩。
この辺は山ですわね。
まあ、なんて岩々しい。

岩岩岩

ここでサーチライトからアドバイス。
こういう岩場を登るときは、できるだけ歩幅が小さく歩ける省エネルートを探すこと。
筋力に自信のない人が、調子に乗ってガンガン直線的に岩を乗り越えていくと、太腿にダメージが蓄積して足が上がらなくなってしまうそうです。
なるほど、省エネ、省エネ。

かなりの高度感

歩きやすいルートを探しつつ、岩と格闘しながら少しずつ高度を上げていき、ふと下を見ると真下に一の越山荘が見えて、かなりの高度感です。
ゆっくりだけど、ちゃんと登ってきたんだと実感。

みくりが池が見えます

岩場には遮るものがまったくないので、周囲の景色もよく見えます。
これまで歩いていた方面には、箱庭のような室堂平とみくりが池。
わお!
すごくきれい!

翼よ、あれが槍の穂だ

反対側を見ると、北アルプスの山々たちがずらっと広がっています。
中でも一際目立つのが、奥に見える黒く尖った峰。
おお! あれはひょっとして槍ヶ岳?
これまで何度か槍を見える機会がありながら天候に恵まれなかった私たちの前にも、ついに姿を現してくれました。
翼よ、あれが槍の穂だ。
ただ、写真だとまったくわかりませんが、このあたりからどんどん風が強くなってきて、ときおり吹く突風に立ちすくむ場面も多くなってきました。

ひたすら岩を登る

さらに中盤を過ぎると岩がだんだん大きくなってきて、手を使いながら岩を登って行きます。
むむむ、新しく買った手袋が手にフィットして、岩をつかむのにすごくいい!

二ノ越の小さな祠

岩と格闘しながら二ノ越の小さな祠を発見。
その向こうには、みくりが池。
手を合わせてお祈りしますが、風がびゅーびゅーであまりゆっくりお祈りできず。

雄山神社社務所が見えてきた

さらに登って三ノ越の祠に到着。
この祠の前は少し広くなっているのでしばし休憩します。
三ノ越まで来ると雄山神社の社務所がかなり近くに見えてきました。
おお、あともう少し!
がんばれ、シュクル!

今度こそ社務所

しかし、目の前に見えるのに、これがなかなか着きそうで着かない。
気付くとなんだかまた遠くなったような?
だーまーさーれーたー

雄山神社本宮に到着

そして一ノ越からおよそ75分、ついに雄山山頂に到達です!
やったー! 着いた!
登頂時刻は11:30。
一ノ越から雄山までのコースタイムは60分なので、三ノ越での休憩時間を考えたらまずまずのペースで登ってきたようです。

山頂到達

山頂には水平位置を決める一等三角点のプレートと、周囲の山々がわかる座標があります。
そこから見る景色はまさに絶景!
隆起する山々がぐるっと取り囲んでる光景は、さすが3,000m級、さすが北アルプス。
こうして、なんとか雄山山頂に到達した私たちは、雄山神社社務所でまずは一息つくのでした。

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