Home / 京都旅行記 / 丹波国一之宮「出雲大神宮」に参拝

Oct
28
2017

丹波国一之宮「出雲大神宮」に参拝

「丹波に出雲と云ふ所あり。大社を移して、めでたく造れり」
山陰道ラリー最初のチェックポイントは、京都府亀岡市にある丹波国一之宮・出雲大神宮です。
丹波国は京都から出雲へとつながる山陰道の玄関口にあたり、出雲大神宮はその名の通り出雲大社と関わりの深い神社ですから、まさしく「出雲への道を拓く旅」のスタートを飾るのにぴったりの神社でしょう。
かつて都人が遠い出雲大社の代わりに参拝したという神社で、出雲の主に挨拶をしてきました。

- スポンサードリンク -

国津神と天津神の境界

出雲大神宮の祭神は、もちろんオオクニヌシ(大国主命)です。
日本神話によれば、国津神の頭領であるオオクニヌシは、天津神のアマテラスに国を譲る条件として出雲大社を建造させたわけですが、この「国譲り」の後も、出雲を中心とする山陰地方は依然として国津神の力が強かったのだろうと思われます。

出雲大神宮・表参道

この出雲大神宮は、国津神サイドから見れば「ここまでが出雲の勢力圏」ということを誇示する神社だったのかもしれませんし、天津神サイドから見れば「出雲と連絡をとるための窓口」を果たしていた神社だったのかもしれません。
いずれにせよ、畿内からすぐ近くの丹波の地に、オオクニヌシを祭った「出雲」の大神宮があるということは、何か意味があったのだろうと思います。

出雲大神宮に参拝する

さて、出雲大神宮に到着したのは8:00を少し回ったくらい。
表参道の千年宮鳥居近くにも数台の駐車スペースがありますが(最初は気づかなかった)、境内から少し離れたところに大駐車場があるので、そちらに駐車して歩いて境内に向かいました。

出雲大神宮・拝殿

平日の朝ということで、まだ参拝客の姿こそ少なかったものの、宮司さんが祭壇の備えをしていたり、巫女さんが境内の掃除をしていたり、地元の人が朝市の準備をしていたり。
こういう朝の神社の雰囲気はいいですね。

出雲大神宮・本殿

出雲大神宮の主な御利益は、縁結び・金運・長寿。
今回の山陰道ラリーの趣旨を報告して、旅の安全を祈ってきました。

「徒然草」にも登場する狛犬

参拝を済ませた後は、まだ御朱印の受付窓口が開いていなかったので、しばし境内を散策してみました。
表参道の「しあわせなでうさぎ」をなでなでしたり、手水舎の御神水「真名井の水」を飲んでみたり、神様が宿るという「磐座」に手を合わせたり。
中でも注意したいのは、境内にある狛犬です。

出雲大神宮・狛犬

この出雲大神宮は、吉田兼好「徒然草」の第二百三十六段に登場しています。
聖海上人が丹波に出雲詣でをしたとき、狛犬が反対側を向いていたので、「これは何か深い意味があってのことだろう、ありがたいことだ」と感動して神官にその由緒を尋ねたところ、「これは悪戯な子どもの仕業で、けしからんことです」と答えられたという笑い話ですが、このときの神社が出雲大神宮でしょう。
今ある狛犬は簡単に向きを変えられるようなものではありませんでしたが、こういうエピソードを読むと、当時から出雲大社の代わりとして崇敬され、狛犬が反対側を向いているだけでありがたいと信じ込むほど立派な神社だったようです。

出雲ロードは開かれた

最後に御朱印をいただいて、出雲大神宮の参拝は完了。
本来、御朱印の受付は9:00からだそうですが、神社の御厚意で少し早めに御朱印をいただくことができました。
これからの予定が目白押しのラリーストにとってこれはありがたい。

出雲大神宮・御朱印

こうして、山陰道の一歩目を踏み出した私たち。
ここから京都縦貫道を北上して、丹後国一之宮・籠神社を目指します。

丹波国一の宮・出雲大神宮に参拝

まとめ 全国一之宮めぐりのすすめ

- スポンサードリンク -

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Comments:0

Comment Form

コメントは管理人の承認後に公開されます。

Information
  • twitter
  • rss
  • はてなブックマーク
  • Instagram
カテゴリー
タグクラウド
記事への反応

back to top